足の痛み

足底筋膜炎

原因
原因と症状足底腱膜は、アーチ状になっている足の『土踏まず』を支える重要な役割を担っており、足への衝撃を和らげるクッションの働きも担っています。足底腱膜炎(そくていけんまくえん)とは、足の裏にある、踵(かかと)と足の指の付け根までを伸びている組織(足底腱膜)が炎症をおこし、痛みなどの症状が出る病気です。。「朝起きて1歩目に足が痛い」というのが最初の症状となることが多いです。
治療
足底板(中敷)や投薬により疼痛緩和をはかり、ストレッチや筋力トレーニングなど理学療法で再発を予防します。

アキレス腱付着部症

原因
ふくらはぎの筋肉(腓腹筋とヒラメ筋)が足首付近でアキレス腱になり踵の骨に付着していますが、その部位に強い牽引力が加わることで炎症が起こり痛みを引き起こします。
症状
歩いていると踵の後ろが痛いといった症状が多く、靴を履くことで摩擦が生じ悪循環となることも少なくありません。進行すると、安静時にも痛みが続くようになります。
治療
アキレス腱には血管組織がほとんどないため、一度炎症が起きてしまうとなかなか治りません。また、アキレス腱にステロイド注射を行うことは腱の強度の低下や断裂のリスクが高くなるため、注意が必要です。足底板(中敷)や投薬により疼痛緩和をはかりながら、ストレッチなどのリハビリで治療します。

外反母趾

原因
つま先が細くなった靴や扁平足などが原因と考えられています。
症状
足の母指が人差し指のほうに「くの字」に曲がり、内側の突き出したところが痛みます。その突出部が靴に当たって炎症を起こして、ひどくなると靴を履いていなくても痛むようになります。
治療
靴の形が原因と考えられる患者様には靴の変更など提案し、投薬や足底板などによる保存加療を行います。それでも改善しない場合や変形が強い場合は手術加療を提案する場合もあります。

モートン病

原因
モートン病は足の指へと向かう神経が、足趾の付け根の部位で圧迫を受けることで生じる神経障害です。神経が圧迫される原因には、ハイヒールなどの爪先が細くヒールが高い靴を履くことや長時間のつま先立ちをする格好などがあります。
症状
初期には歩行時に足趾の付け根(特に指と指の間)が痛くなります。症状が進行すると、足趾や足の甲への痛み、しびれが生じることがあります。
治療
靴の変更(ソールを軟らかくする、ヒールを低くする)、薬物療法、足底挿板(中敷き)の作成などを行ないます

痛風

原因
血液中の尿酸値が上昇(高尿酸血症)し飽和溶解度を超えると、関節内に尿酸塩結晶が生じます。この結晶を白血球が処理する際、痛風発作(急性関節炎)が発症します.
症状
急に足の親ゆびのつけ根が赤く腫れて痛くなることがあります。風が吹いても痛いということで、「痛風」と呼ばれています。足の親ゆびのつけ根以外に、足関節、足の甲、アキレス腱のつけ根、膝関節、手関節にも発作が起こることがあります。
治療
冷却や内服加療により疼痛を改善したのちに、食事療法や尿酸値をコントロールする薬を開始します。

足関節捻挫

原因
足首を強く捻ることで足首や足の甲の靭帯に損傷が生じます。
治療
痛みや腫れなどから重症度を判断し、サポーターやシーネ固定など適切な治療法を提案します。また、後遺症を残さないためにもリハビリテーションが重要となります。

アキレス腱断裂

原因
ジャンプや蹴り出しの時に膝関節が伸びた状態で 、腓腹筋やヒラメ筋 が急激に収縮して起こることが多いです。
症状
アキレス腱断裂例では、受傷時に突然、足関節後方部の痛みを自覚します。 また、受傷時の衝撃を「後ろから誰かに蹴られた」「バットで殴られた」「ボールが当たった」などと表現することが多いのも特徴です。 受傷直後は、痛みのため体重をかけることができず歩行が困難な状況となりますが、少し時間が経つと歩行可能となることもあります。歩行可能な場合でも、つま先立ちができなくなるのが特徴です。
治療
アキレス腱断裂においては、保存療法(ギプスや装具で治す方法)や手術療法(断裂した腱を縫合する方法)があり、いずれも良好な治療成績が報告されています。 近年、保存療法・手術療法のいずれにおいても早期機能的リハビリテーション(早期より足を動かす訓練を行ったり、体重をかける訓練を行ったりするリハビリテーション)の有効性があるとされており、いずれを選択しても早期機能的リハビリテーションを行うことが一般的になりつつあります。アスリートにおいては、手術療法を選択した方が競技復帰までの期間が短くなるという報告が散見され、そういった患者様には手術加療が可能な医療機関をご紹介します。

肉離れ

原因
ダッシュ、ジャンプ、ターンなど、急激な筋肉の負荷がかかる運動に、筋膜や筋組織が耐え切れずに損傷・断裂して発症します。 発症するタイミングはスポーツ中や肉体労働中でなくても、筋肉が疲れていたり、筋力が低下したりしている場合には、発症のリスクが高くなります。 また、準備運動の不足も、リスク要因の1つです。
症状
肉離れとは、急な動作などによって筋膜や筋線維が損傷、断裂してしまう病態です。発症時には激痛を伴い、運動を続けることはできなくなります。断裂した「プチッ」という音が聞こえたり、皮膚の上から損傷・断裂部の小さなへこみが観察されることもあります。 部位別では、太ももの裏(ハムストリングス)、太ももの前面、太ももの内側、ふくらはぎなどで好発します。
治療
受傷から48時間以内にPRICE療法を行うことで、早期の治癒が期待できます。 保護(Protection)、安静(Rest)、冷却(Ice)、圧迫(Compression)、拳上(Elevation)を行います。また、物理療法機器を用いて患部の修復を図ります。また、患部周囲の筋の柔軟性や筋力トレーニングを実施し、再発予防も行います。

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